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9月12日「もぎたて関ジュース」remember松竹座其の弐
室「・・・今回､アドリブ多かった」
菊「そうやね、感動・・・モンでもあるけど、やっぱ、大阪らしく、笑いも・・取り入れ、という感じで・・」
室「まあ、何が凄い､って、照史のアドリブだよねー。」
マーシー「そやなー。毎回毎回､ほんま出てくるからー」
室「そうそうそうそう。」
菊「どういうのかは、分からんから、ほんま、本番始まってからじゃないと。たとえば、最初に照史が自己紹介するところ。入ってきて。」
室「まあ、舞台を観てないかたに説明しますと、まあ、とある・・・少年刑務所の話で」
皆「うん」
室「そこに、2人の、新入りが入ってきて､元々あったＺ房という・・房を、まあ、絆を深めていく？っていうお話ですね。ＭＹＯＪＯのも多分、載ってると思うんですけど」
菊「はい」
室「是非、チェックしてみてください。で、その2人の新入りというのが、桐山照史と、うちの菊岡が・・」
菊「はい」
室「・・照史がいつも自己紹介を変えてくるからね、アドリブで」
菊「そう」
室「みんな、知らへんやんか。始るまでは。で、あそこ最初のシーンやから、絶対、笑ったらアカン､という・・」
皆「うん」
室「で、皆を笑かそうとして、」
皆「うん」
室「せやね、で、普通に、柏木リュウジです、って言うんじゃなしに、」
菊「うん」
室「一発目から、何やったっけ？」
菊「先輩の名前」
室「そう。『どーも、木村拓也です』とか（笑）、」
菊「（笑）『違うか（笑）』って」
室「そうそう、何か､そういうアドリブをね」
菊「あそこ、絶対俺たちも笑ったらアカンからな。」
室「うん」
菊「だから、お前も何回か笑ったよな、室」
室「俺､あそこは耐え切れん、て」
菊「龍太と」
室「うん。」
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室「あそこ、文、出てないから」
菊「あ、そっか。あそこ、文出てないか。まだ」
薫「まだ文ちゃんは出てない」
室「そう。」
菊「そこでまず、笑い堪えるやろ？で、その後に､文が入ってくる所で､」
文「うん」
菊「千崎、千崎が看守の役やってて、」
文「うん、そやな」
室「千崎亮太がね、で、文が独房に入れられてんだよな。出てくるんだよな、其の後。」
菊「そう。そこ、帰ってくるところでな、千崎がいちいち、あれ毎回毎回」
室「そう。『おい、タイソン』から入ってー」
菊「そう。吸引力の変わらない掃除機､『あれｍ、ダイソンや！』って」
室「そう（笑）毎回､毎回､」
菊「『お前､掃除機かい！』って言うてはけてったり・・」
マーシー「あと、バナナ食べてたでしょ」
室「ああー、やってた！食ってた！」
文「笑」
室「そこでも、俺たち笑われへんかってん。笑ったらあかんやん。これ、怖さをアピールしなきゃあかんからさ」
薫？「（妙な引き笑）」
室「最後の方って、いきなり、『おい！ケッペキ！』とか、いきなり」
菊「ああー、言ったなー。」
室「やろ？」
菊「言った言った。まだ名前言ってないのに・・」
室「まだ名前言ってないのに（笑）いきなり、アイツ､あだ名で『おい！ケッペキ』って（笑）」
皆「笑」
菊「ビックリしたなー・・」
文「あだ名呼んだからなー」
室「俺､もう、全然笑えへんかってん。あと、何か・・俺､室龍規は『レン』って役やってて、で、龍太が『ノリ』。」
菊「コンビニ兄弟」
室「『おい！レン、ノリ。・・・・コンビニ兄弟？何や､お前、ファミマか！？』」
薫「笑」
室「『俺のこんなネタ聞いてくれてサンクス』って（笑）落語家みたいな事言い出しよったなー。俺も龍太も、なんか、顔、めっちゃ怒ってたから（笑）」
皆「笑」
マーシー「笑ったらアカンとこやから、余計に笑いたくなんねんなー。ああいうのって」
文「うん・・。」
マーシー「ほんまに」
室「・・・で、笑かそうとしてるやん。相手は。そんなん、絶対笑ってまう。」
薫「まあ、お客さんがさあ、伊藤君や。」
室「何やねん！？」
薫「千秋楽で、何か､照史を、」
室「うん」
薫「おい！って言うところで、」
マーシー「やってた！」
薫「うん。、やって・・」
マーシー「アピールするところや」
薫「ほんだら、おすわり、って言われて、『ワン！』って（笑）」
マーシー「あれの弁解をすると、俺も分からんかってんけど、あれは、本番直前に、一回、照史がさあ」
菊「そうそう」
マーシー「だから、俺が､照史に、こう・・・照史が自己紹介終わって、俺に絡んでくるやんか。」
菊「うん」
マーシー「そん時に、いかつさをアピールする為に､『ああ！？』とか言ってるやんか。そん時に､『待て!おすわり』って言うから、『ワン』って言ってくれ、って言われて、」
皆「笑」
菊「言われた！？」
マーシー「うん。分かった、って言って､で、やったん。俺､いきなり、『カラス』のキャラ、台無しやん！千秋楽らから、何でもあり、っちゃなんでもありなんやけどな・・。」
室「まあまあまあ・・（笑）」
マーシー「だってさ、カラスな、ほんま、アドリブも､入れへんし､ずーっと、36回公演。一回もやったことないし、」
菊「『ワン！』だけ？」
マーシー「『ワン』だけやで（笑）」
皆「笑」
マーシー「笑かすとこ、でない。」
菊「最後あるやん。」
室「そうそう」
マーシー「最後だけやん。最後じゃなくって、皆､芝居をこう・・・やってる最中に、やりたいやんか、一緒に。それが出来へんかったから、最後にあれを・・」
菊「『ワン』を？」
マーシー「はっちゃけましたよー（笑）」
文「笑」
菊「あれはよかった」
マーシー「うん（笑）あれはよかった」
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2009/09/15 もぎたて関ジュース（関ジュラジオ） Comment(0)
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